お役立ち情報
◆ コアドリルを長持ちさせるコツとは?
日頃、お客様より修理のため、当店に持ち込まれるコアドリルなんですが、
“ここをマメに点検していれば、もっと長持ちするのになぁ…”と、残念に思うことがあります。
そこで、代表職人 下屋敷待夫(しもやしきまつお)からのコアドリルを長持ちさせるアドバイスです。
① 長時間の削孔作業時に異常な熱が発生したら、時間をあけてモーターを冷やして下さい。
無理に負荷をかけて運転すると、サーキットプロテクターの故障の原因になり、
又、アマチュア、ベアリングも故障になりやすいです。
② スイッチに熱を帯びていたら、要点検です。
最悪、モーターが止まってしまいます。
③ モーターのテールカバー付近から青い火花等が発生したら
カーボンブラシの点検交換時期です。できればベアリングも交換したいですね。
④ モーターの音に“敏感”になってください!
いつもと違う音がしたら要注意です。
⑤ グリースに“敏感”になってください!
不足すると部品の摩耗が早まります。
夏場の対策は:
夏はコアドリルのギアボックス内のグリースが、劣化しやすくなっています。
早めの点検がお勧めです。(リチウムグリースが、耐熱・耐水性に優れています)